西願寺(さいがんじ)は、埼玉県草加市にある浄土宗の寺院です。

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浄土宗 西願寺(さいがんじ)

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埼玉県草加市遊馬町(あすまちょう)430 

浄土宗 西願寺

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やる気 本気 根気  5月

A positive mind makes everyday fulfilled and fruitful

 4月から新たな生活が始まった方々にとって、5月は新生活に慣れ始めるころかと思います。反面、世間には「五月病」ということばがあるように、やる気がおこらない季節でもあります。私自身も学生のころ、春休みが明けて新年度が始まり、ダラダラとしているうちにゴールデンウィークに入ってしまい、今ひとつ、新年度に対するエンジンがかからずに苦しんだ経験があります。

いつも月参りにお伺いさせていただくお檀家さんに、信仰心が篤く、お勤めの際にはいつも一緒にお経をお唱えされる方がいます。先日、月参りを終えてその方と一緒にお茶をいただきながら世間話をしていたとき、毎日健康のためにウォーキングをしている、ということを話してくださいました。私自身も、そのお檀家さんの家へお参りに行くため車を運転していると、ウォーキングされている姿をよく見かけることがありました。

そんな、何気ない習慣の話をしていたとき、ふとその方が「別物かもしれないけれど、私の中ではウォーキングと、お念仏をおとなえすることは似ているところがある」とおっしゃられました。

 よくよく理由を聞くと「ウォーキングは自分の健康のためにするものだからやる気がでる。家族と長く一緒にいるために健康でいたいから本気でやる。習慣になっているからやめずに根気よく続いている」。そして「お念仏は『阿弥陀さまどうかお救いください』と自分のためにとなえるからやる気になれる。自分の両親やご先祖さまのためにとなえるから感謝の気持ちも込めて本気でとなえられる。毎日お仏壇に向かってとなえる習慣があるから、おとなえしないと気持ち悪い。だから毎日となえている(根気)」というのです。両者は、似て非なるものかもしれません。しかし、自分のためだから〝やる気〟になれる、他者のためだから〝本気〟になれる、習慣でやらないと気持ち悪いから〝根気〟よく毎日続けられる、というのは大事なことです。

 この方にとって、お念仏は本当に日常の一部になっているのだな、と思いました。同時に私自身はどうなのか、と今一度しっかり見直す機会を与えていただいたように感じました。

 みなさんも、普段おとなえするお念仏は一体何のために? どういった思いで? きちんととなえられているか? をご自身に投げかけ、お念仏と向き合ってみてはいかがでしょうか。

(奈良県吉野町 如意輪寺 加島裕和)

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